環境
違和感がある
Google ChromeでGmailの新規メール作成画面を立ち上げると、日本語のフォントが美しくない。プレーンテキストモードの場合です。
Firefoxだといい感じなのに。
CSSの指定を確認する
.LW-avf {
font: normal small arial;
}
この箇所を無効にすると、次の箇所が有効になる。
.Am {
font: normal 87.5% arial,sans-serif;
}
- Chromeの場合、arialの指定だけだと、欧文がArial、日本語が"MS Pゴシック"になってしまう。
- Firefoxでは、arialの指定だけでも、欧文がArial、日本語はメイリオになっている。
推測する
フォントの設定を同じようにしている。
しかしこの差が生じるのは、arialの指定について、日本語のフォントの挙動がそれぞれで異なるためではないか。
おそらくChromeではArialを優先していて、(sans-serif指定が無いので)日本語のフォントにはWindowsがFont Linkとして参照する"MS Pゴシック"を割当てている?
Firefoxでは、Arialを読み込むものの、日本語のフォントにはブラウザ設定の「標準のフォント」を利用する?(そのためメイリオが表示される。Firefoxの既定のフォントまたはSans-serifを"MS Pゴシック"にするとやはりそれに変わる)
私の好きな挙動
「Arial + メイリオ」の方が明らかに美しいので、Firefoxの挙動のほうが望ましい。
じゃあ「Firefoxを使えばいい」ということになるけれど、Google ドキュメントほかGoogle依存の身なのでここでFirefoxにメインを乗り換えるのは、居心地が悪い。(Firefoxが64bit対応してくれたら…!)
Stylishで対応することもできそうだけど、仕様変更とか細かい指定が面倒なのと、動作が軽そうだったので、部分強制メイリオちゃんを導入した。
そもそも
というか、Googleの検索ページには以下のように指定されていて、きちんと「Arial + メイリオ」で表示されるので、Gmail作成画面もそういう指定にしてくれればいいのではないか。
body, td, div, .p, a {
font-family: arial,sans-serif;
}
さらに言えば、arial指定は必要なんだろうか。ただsans-serifとしてくれても、表示自体に問題はないように思われるのだけれど。