Googleドキュメントで綺麗なフォントを利用する(Windows)

まえおき

GoogleドキュメントをWindows環境で利用すると、日本語部分のフォントが「メイリオ」もしくは「MS Pゴシック」になるのがおそらく普通だと思われる。

フォント自体に罪はないが、文書を作る手前できるだけ読みやすい書体を使いたい。個人的な好みの問題だが、紙で見るメイリオは文字の圧力が強すぎる印象がある。見出しだったらよいが、本文に連続するとつらい。

MacならヒラギノChromebookならNoto Sans CJKで表示されてキレイなのに、Windowsだと悔しい…と思っていた。

結論

  • ブラウザの「標準フォント」を「Noto Serif CJK JP」にする。
  • ドキュメント内のフォントの指定を「Times New Roman」にする。

こうすることで、本文と見出しのバランスがよくなった。 f:id:s15i:20170605145011p:plain

「デフォルトのスタイルとして保存」して、使いまわせる機能があるので、とてもよい。

ブラウザの「標準フォント」の設定をいじるので、他のWebサイトを閲覧したときに「Noto Serif CJK JP」が適用される副作用はもちろんある。Webサイトをセリフ・明朝体で閲覧するのは一般的ではないと思うが、だいたいのWebサイトはsans-serifが指定されているので大丈夫そう。というか「Noto Serif CJK JP」がよくできているので、これで表示されても特段問題ない。

この設定だと、同じGoogleドライブ仲間のスプレッドシートでも「標準フォント」が出てくるけれど、これはもう素直にメイリオを指定しよう。ふところが大きくて読みやすい。

結論の先

Google様が、日本語Webフォントを指定できるようにしてくださるまでの辛抱だ。この暁には、OSごとの差異もない地平が広がっている。どうかお願いいたします。

試行錯誤の記録

Googleドキュメントの言語の指定をEnglishにすると、Google提供のWebフォントが追加できる。羨ましい。しかし日本語ではまだできないのが残念。

セリフ・明朝ではなく、サンセリフ・ゴシックの「Noto Sans CJK JP」でもよいと思う。というかこちらが先にリリースされていたので試していた。

しかし、なぜか「印刷」コマンドを実行すると太字(ボールド)指定した部分が適用されず、すべてRegularになってしまうことに気が付いた。編集・閲覧画面では太字(ボールド)は表示されているのに不思議。

「Noto Sans CJK JP」と「Noto Serif CJK JP」とでは、微妙にフォントファイルの構成が異なる?(~Sansは"Regular"と"Bold"に分かれて解釈されているように見える)

あるいは、Chromeのフォント表示(特に印刷の部分)の問題かもしれない。

とにかくその過程で、フォントにGeorgiaTimes New Romanなどの欧文書体を指定した場合、和文はブラウザの「標準フォント」が使われることが分かった。

「Noto Sans CJK JP」では太字問題が解決できなかったが、「Noto Serif CJK JP」の場合には、太字が問題なく扱える。本当は見出しにごゴシック指定などしたいところだけれど、太字がかなりはっきりしているのでここは妥協する。メリハリのある体裁にできて嬉しい。

なお、Adobeが提供している「源ノ角ゴシック」「源ノ明朝」は、そもそもChromeのフォント設定で「指定はできるが無視される」という謎の現象があって、Notoシリーズの方がよかった。

欧文はTimes New Romanでなくても別によい。

和文明朝体に欧文サンセリフは普通組まないと思うから、セリフのTimes New RomanGeorgiaの2択。ドキュメントの言語設定をEnglishにするとWebフォントを追加して選べるのでこの場合は選択肢は膨大になるが、あまり複雑にしてしまうのもどうかなと思う。

個人的に、Georgiaの特にオールドスタイル数字が大好きだが、見出しサイズの大きさに使いにくいのと、文書を見る人に「なんか数字ヘンじゃない?」とか突っ込まれるのが予想できるので、とりあず素直にTimes New Roman

できれば本文くらいはGeorgiaにしたい。が、個別に指定するのがちょっと面倒なので保有中。

余談

Google ドキュメントの便利さに心酔している。

最近「段組み」ができるようになったときから、完全に虜になった。

スプレッドシートはまあExcelの操作感と異なる部分で、もどかしく思う部分もあるけれど(独自の関数、特にUNIQUE関数は尊い)ドキュメントはすばらしい。もっと注目されてもよいと思う。

Wordは機能が多すぎて使いこなせない部分があるけれど、これくらい機能が絞り込まれているほうが、誰が作ってもキレイなものができるのではないかと思う。凝ったものを作ろうとするのは別に譲ろう。