三連休は「ポケットモンスター シールド」をずーっとやっていた。
友人に勧められてやってみているものの、やはり自分にはあんまり合わない気がする。同じモンスターでも、モンスターハンターの方は延々とやれるのだが。
赤・緑の時代以来からだから、そこからはずいぶんと仕組みも変わっていてまずそこからなのだが、仕組みが複雑すぎてもう何がなんだか分からないところが随所にある。難しいことを考える次元に居るわけではないのだが、オス・メスの区別がある時点でもうよく分かっていない。昔はニドランだけだったのに。
ポケモンのそもそもの仕組みで、人間は安全圏にいて、ポケモン同士で戦わせるという世界の設定が（その時点で）ちょっと苦手である。そういうものだと言われればしかたないのだが。なにか大義名分があれば納得できそうな気もするけれど、こと今作「剣盾」に限って言えば、やっていることはほぼ闘犬である。
あと「人とポケモンは種族は違えど共存しています」という描写がところどころにあって、それに感情移入してしまう。一方で、捕まえたポケモンの種族値や個体値が低ければ〈つかえない〉烙印を押されて、放逐するという文化が一部にあるのである。これが心情的につらい。ゲームボーイ版ではまだそのつながりがドライだったと思うのだが、世代が下るほどなんだかウェットになっている気がする。偉そうなことを言う気も立場でもないから、愛情をもって接しろとまでは言わないが（ゲームですし）、捕まえたものや孵化させたものに対する責任みたいなものはあったほうがいいんじゃないかと思ってしまう。
