米澤穂信『本と鍵の季節』

読み終わった本の記録。

久しぶりに「ミステリー」を読ませてもらったという気がする。語り口が爽やかで、終始楽しかった。

僕は「ない本」の編が綺麗で切なくて良かった。

終盤にかけて暗い雰囲気の話が増えていくが、著者の得意分野かくありんという感じもする。

本が好きなのが伝わってきて、ただそれだけで嬉しくなってしまう。

  • 913
  • ロックオンロッカー
  • 金曜に彼はなにをしたのか
  • ない本
  • 昔話を聞かせておくれよ
  • 友よ知るなかれ