辻村深月『水底フェスタ』

水底フェスタ

水底フェスタ

読み終わった本の記録。

うーん。おもしろかったのだけど、おもしろかったのだけけど。辻村深月作品のなかではかなり変わった舞台設定(村)で、そこにある愛憎はたしかにあるんだけど。

「独立長編」ということで期待しすぎてしまったかもしれない。暗いところはもっと真っ黒く、明るいところはもっと華やかに描かれるタイプのような気がしていたので、“まだ何かが出てくるのではないか”と思ってしまった。


フェス。村。村と家族の秘密。