片耳用のBluetoothイヤホン

片耳だけにかけるBluetoothイヤホンを買った。

AppleAirPodsや、ワイヤードのBluetoothイヤホンはもともと持っていたし使っていたのですが、年始に「片耳用の」ものがあると教えてもらいました。

通話用や運転用などで発達してきた分野のようなのですが、現在はこんなに小型化が進んでいるとは知りませんでした。

僕の場合、左耳が「突発性難聴」でほとんど聞こえていないんですよ。聞こえない耳で聞くのはけっこう苦痛なので、ここでもう、えい!っと。もういっそ片耳だけでいいじゃん!ってなりました。

AirPodsの完全ワイヤレスは非常に便利ですが、両耳にこだわりさえしなければ、これで十分だってことに気がついてしまいましたね。安いので精神的にもラク

音質についてはこれを判断する耳がないので僕の評価自体がアテになりませんが、想像以上によいです。もっとザラザラしたり割れたりするものかと思っていましたが、自分の持っている3,000〜4,000円帯のいわゆる普通のイヤホンとの音質と、ほとんど変わらないように感じます。

あとこれ意外によいのが、「Ready to pair」「Pairing completed」「Power off」みたいに状態を喋って「言葉で」教えてくれるんです。これよい。Bluetooth機器って慣れればいいんでしょうけど「状態」がイマイチ分かりにくいんですよね。UI/UX的に言語を用いること自体に是非はあるでしょうか、個人的にはとても助かります。

書き順の話

ケータイ、パソコンが主になって、ペンを持って字を書くこと自体が激減しました。小学生・中学生のころなんかは漢字テストにけっこう自信があった方なのですが、今になってクイズ番組の漢字の出題なんかを見ると「え、全然出てこない」と愕然とします。

それとはまた別の話ではありますが、どういうわけか書き順を誤って覚えていた文字がかなりあることに最近気がついたので、吐き出したくてメモ。

「書き順」というもの自体の是非には議論が多々ある(時代がくだってから便宜的に決められたものにすぎない)ことは重々承知の上でございます。ただたまに宛名を筆で書かなきゃいけない機会があったりするものだから、間違いと言われるよりは「正しい」書き順を踏めるならそれが幸い。

「馬」の書き方 - 漢字の正しい書き順(筆順)

1画目はタテから始まるのが正しいらしいです。なぜかヨコから始めるものだと思い込んでいました。

慣れとは怖いもので、タテから始めようとすると上手く形が決まらないので暇をみては練習してみたりしているレベル。

象形文字まで遡って、お馬さんがタテガミをなびかせてるイメージ。

区・医

「区」の書き方 - 漢字の正しい書き順(筆順)

「医」の書き方 - 漢字の正しい書き順(筆順)

頻出なのにこれも気が付かなかった。1画目ヨコ画のあと「中身」を書くのが正しいそうです。

なぜかヨコ書いたあとにタテで「┏」を完成させてから中身を書いてました。

布・希

「布」の書き方 - 漢字の正しい書き順(筆順)

「希」の書き方 - 漢字の正しい書き順(筆順)

これは間違って覚えてたわけではなくて考えたら分かるのだけど、手で書いたときに間違えてました。

「右」と同じく左払いから始まるのが正しい。

「左・右」では注意するからか間違えないのだけど、「布」単体で見るとテキトーになってしまう。

H・T

アルファベットの一般的な書き順

アルファベット編。漢字以上にどうでもいいのは百も承知で、書き順にもいくつか推奨されているものにいくつかの種類があるのを知っていましたか。僕は知りませんでした。知っていたつもりでしたが覚えていませんでした。

特にこの「H」と「T」。いくつかの流派はあるようですが、だいたい縦棒から書き出すのがよろしいようです。

「T」なんて「丁」「了」あたりの漢字に沿ったら順番逆にするの難しすぎるだろと思うのですが。

これ実のところ本当に各人の好きなようにしてよろしいのだと思うのですが、筆記体を思い浮かべたときに、この順序でないと確かに不自然なような気がするのです。

青崎有吾『体育館の殺人』

体育館の殺人 (創元推理文庫)

体育館の殺人 (創元推理文庫)

このところ活字中毒気味なわたしは、Kindleにお金を吸い込まれて困っています。そこで最近始まったPrime Readingには注目しているんです。

辻村深月三浦しをんといったもう大御所の(かつわたしが好きな)公開されている作品はまず真っ先に読みました。さすがの一言なのですが、その性質上短編なんですよね。

本作は「小説」の分野では珍しいと思います。比較的新しい時代の作家の長編作品です。

久しぶりにいわゆるミステリーを読みましたが、いいものですね。読者を楽しませたろう、という情熱を感じられて歓待をうけているような幸せな時間をいただきました。(随所に出てくるアニメオタクな部分を拾いきれないのもまたもどかしい)

しかし作者が1991年生まれなんですって。Prime Readingなんていう仕組みにも驚いたけれど、いつのまにかそんな時代になっていたことに何よりも驚きました。