マルチタスクと悲しみ

マルチタスクで仕事すると否定的な感情が生じるという研究結果 - GIGAZINE の記事を読んだとき「悲しみ」とはよく言ったもんだ、と膝を打つようだったのよ。怒りとかイライラとかではなく、悲しみとか恐怖。

何かで「怒りは二次感情であって、その根っこは別にあるんやで」みたいな言説をみたときにも、嗚呼なるほどとも思ったのよね。

たぶんわたしの場合は妬みと悲しみと寂しさの混沌があって、それを見ないように怒りで覆ってしまう。特に妬みというのはとても厄介なものでなかなか直視ができない。

「わたしばっかり損をしている。あいつはずるい!だから怒っている」という回路は、本当は「あいつみたいに得をしたい、楽をしたいという妬み」なんだろうなと思う。

「やってもやっても終わらない。これはおかしい!だから怒っている」という回路は、本当は「手を差し伸べてもらえない、助けてもらえない。悲しい」なんだろうなと思う。

解脱の道は遠いわ。