三浦しをん『格闘する者に○』

格闘する者に○ (新潮文庫)

格闘する者に○ (新潮文庫)

読み終わった本の記録。ずっと読みたくて迷っていたけれど、なかなか迷って手が出せていなかった。図書館は偉大。

なぜか、重松清氏の解説で泣きそうになってしまうという不思議な体験をしました。

就職活動を舞台に、には偽りはありませんが、それ以外の要素もたくさん。弟 旅人くんのキャラクターがよかった。

辻村深月『盲目的な恋と友情』

盲目的な恋と友情 (新潮文庫)

盲目的な恋と友情 (新潮文庫)

読んだ本の記録。

書名に偽りなし。というかですね、「なんか含みのあるタイトルだわね…」とか構えて読み始めたところ、誠実すぎて逆にびっくり。さすがの筆者もこんな坊主頭の30過ぎの男が手にとって読むことになるとは、おそらくカケラも想像していなかったでしょうが。

恋愛小説だとかミステリーだとかのジャンルひとことで言えなくて、ひとことで言うなら「盲目的な恋と友情」としかならない。

章立て「恋」「友情」の2つ。独擅場の「女」の物語。

決して派手なことが起こるわけではないけれど、ぐいぐい読まされてしまう。あるよね、あぁ分かるうんうん、でもでも、と。

久しぶりに辻村氏の作品を読みましたが、あぁそうだった、ラストは、そうラストは簡単には読み終わらせてくれない。

iPhoneXS 256GB シルバーを買った

安くないですね。高い。

けっこう悠長に予約をしたにもかかわらず、ずいぶん早く到着してびっくりした。

前に使っていたのはiPhone6s Plusで、ちょうど3年くらい使ってきた。バッテリーがなぜか急激にヘタって一度交換してもらったのが購入後1年時くらいなので、けっこう長く使ってきたと思う。

iOS12の出来がよくて、手元にあった5sでさえ普通に使えてしまうようになったので、正直迷いもしましたが、どうせ買うことになるなら早いほうがよいだろうと思い切った。

こういうとき格安SIMにしておいて、2年縛りがなくて、よかったと思う。3年使えたのもそのおかげだし。

ポイントその1は「純正カバー」である。Plusのときにシリコンケースを途中で買って「こんなに良いものだったのか」と驚き、次に買うときには初めからこれしか買わないと決めていた。カバーっていろいろ浮気してしまうけれど、結局「純正」に戻ってくるのだ。5sのときに見栄でレザーのほうを使ったこともあったし良かったけれど、水(というか酒)に弱いのが難。純正の「シリコンケース」は「シリコン」の名前で損しているような気がする。普通に売ってる「シリコンケース」と手触りがぜんぜん違うのだ。さらさらすべすべしている。

ポイントその2は「カラー」である。どうせカバーをするのに「シルバー」「スペースグレイ」「ゴールド」って区別がつかなくね? と思いつつ、そのせいで悩んでしまった。「シルバー」のバンパーが輝きすぎに見え、色味的には「スペースグレイ」きれいだなぁという印象だった。しかしたぶん「スペースグレイ」の塗装は、私のような使い方だとおそらく剥げてしまう予感がした。6sのとき、なぜかフィルム貼り付け補助用のシールで剥げた箇所がある。
それと、少しでもキラッと光って見えたほうが筐体の「上下」の見分けが多分ほんの一瞬早くつく。正面が真っ黒なiPadを手に「上下が分からん…。」とこねこねして悩んだ経験がここで役に立った(と思いたい)

ポイントでもなんでもないけれど、画面のフィルムはやめた。というか買っておいたのだけどホコリが入ってしまってうまく貼れなくて諦めた。少し不安はあるけれど、幸いこれまで一度も画面を割ってしまったことがないのと、今使っている5s, 6s Plus, iPadにもどれにも貼っていないから。割れてしまったときには仕方がないのでApple Storeにお頼み申し上げることにします。というか丁寧に扱いたいと思います。

NFC対応機種を初めて手にしたので、Suicaをぜひ使いたいのだけど、悪戦苦闘している。いやSuicaを登録するだけだったら簡単なんだけれども。

これまでViewカードオートチャージ・定期付きのSuicaを使っていたものを、これをiPhoneで再現しようとするといろいろ面倒くさい。というか「Suica」「View」「クレジットカード会社」「JRE POINT」とかの固有名詞がいたるところに出てきて、混乱が甚だしい。

もうね恥ずかしいんですけど、SuicaとViewってほとんど同じものを指す語だと思ってましたのよ。だって他でViewカードって見ないし。「クレジットカードにViewカードを設定すればオートチャージ可能」の文章の意味がわからなかったよ。え?Suica使いたいんだけどSuicaはどこ?Viewって?ん?? みたいな。Viewってのはクレジットカードのブランド名みたいなことなのかと気づくまで2か月くらいかかったわ。

カードにもiPhoneにもオートチャージを残しておけるほどお金に余裕があったらよいのかもしれないけれど、

  • カードの定期は期限が切れるまで使って、その後iOSSuicaで定期を買う(もしくはみどりの窓口で、定期券だけを別Suicaに分離するという方法があるらしいのだけど、けっこう手間…)
  • カードに残っているチャージ金額は使い切る(つまりオートチャージを停止する)

という2つのステップを踏まないと、カードとiPhoneとで重複する状態が発生してしまう様子。むむむ。