2020年9月7日 月曜日。雨。

在宅勤務の日。

週末に飲みすぎた、身体的および精神的ダメージが回復しきらない。というか、罪の数を数えている。こんなにダウナーになるなら最初から避ければいいのに、どうしてわたしは学ばないのだろうか。

そして今日になってもびっくりするほどやる気が出ない。西日本では台風の影響もあって止まっているだろうし、この低気圧のせいにしてしまいたい。やる気が出ないから、とりあえず指先を動かそうということで、どうでもいいことをタイピングすることにする。罪の数を数えている。自分の中で禊が済むことを待ち望んでいる。こういう機会に、いつも熱心に働いている自分を省みると、むしろちょっと引いてしまう。どんだけやる気出してるんだよと。無能な働き者ほどやっかいな者はいないだろって思う。

怠惰な生き物だから、変化を望まない。同じ温度と同じテンポが続く方がラクなのだ。それが良い方向で飛び続けられるならいいにしても、一度落ちると上げるのが難しい。落ちないと見えないこともあって、そういうときにはけっこうヒトサマに優しくなれたりするのだけれど。

コロナ禍以前は、この気分の浮き沈みが大きかったように思う。自粛が良しとされるようになってからは、平坦な生活が続くことが多くなった。だからこの感覚を久しく忘れていた。怠惰で変化の無い生活は、自分の周りの変化にも鈍感になるような気もする。