道尾秀介『笑うハーレキン』

笑うハーレキン

笑うハーレキン

読み終わった本の記録。

どうせ素顔を覆うなら、笑顔で覆ったほうがいい。

カラスの親指』『スタフ』のエッセンスを思い出させてくれるような、舞台装置と疾走感でした。あえて繰り返される描写にも、二重三重の仕掛けがあって心地がよかった。


ホームレス。家具職人。疫病神。