十二国記 2 『風の海 迷宮の岸』

風の海 迷宮の岸 十二国記 2 (新潮文庫)

風の海 迷宮の岸 十二国記 2 (新潮文庫)

読み終わった本の記録。

めっちゃいい。泣きそうになった。罪と罰。安寧と緊張感。ファンタジーのどんでん返し。

魔性の子』から直接連なる、泰麒の物語。設定も用語も人物も少なくないのに、これを無理なく読ませるのはもはや奇跡や御業の域ではなかろうか。漢字と響きのもつイメージを最大限に浴びているよう。

一つの事象に複数の呼称、複数の自称をまとめる一つの呼称が自然に理解できるのが気持ちがいい(あぁそう呼ぶようになるよね、という納得感)