中山七里『どこかでベートーヴェン』

読み終わった本の記録。

どこかでベートーヴェン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

どこかでベートーヴェン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

4作目のはず(前奏曲除いて)

時は遡って、高校生・岬洋介〈最初の〉事件。

音楽のことは私は分からないけれど、左の突発性難聴というところに、勝手にシンパシーを感じます。岬さん完璧人間だけどね!

この作品群は、事象は悲しいけれどまなざしが優しいので、読んでいて辛くないのがいい。Amazon Musicショパンやらベートーヴェンやら流しながら読んでみたりして、少しだけでも自分の視野を広げてくれるのも嬉しい。