- 作者: 井上夢人
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/04/12
- メディア: 文庫
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- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/04/12
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読み終わった本の記録。
正しくエンターテイメント!エグいところもあるけど、書き味がカラッとしているので読みやすい。
4人のうち3人が生還し、その3人に「後遺症」があるなら(しかも無意識でも発動するなら)残り1人にだってまず疑いの目を向けるだろうふつう…とは思いましたが、まぁご愛嬌といいますか、事象が派手なことに比べたら些末なことかもしれませんね。
超能力モノだと多くの場合、能力を行使するかたわらにある「代償」とか、望まざる能力への「苦悩」とかが描かれるものが多いように思っていましたが(宮部みゆきのイメージが強すぎるのだろうか)本作はもう少し前向きな照らし方をしているように感じました。発端となる事件の思惑や背景が描かれなかったのはあえてなのでしょうか。
2日間、夢中で読みました。
仲屋京介、落合めぐみ、興津。ドラゴンウイルス、後遺症と能力。