A4タテでなくて、A4ヨコ2段組が主流にならないだろうか。

最近のPCって横長のワイド画面ですよね。普及しているマシンの解像度はおそらく、一番多いのが1366×768の地獄解像度。次いで少し広くて1920×1080ではないだろうか。1280×800や1600×900なんていうのもおありになる。いずれにしても16:9か16:10、それに近いものだと思うのです。

ところで、PCは横に広がったのに、スマートフォンは縦に長く伸びた。ランドスケープで使えることはともかくとして、そもそもこの不一致はなんなんでしょうね。

それはともかく、ディスプレイが横長なのです。というか縦が短い(解像度が狭い)のです。

仕事で使う文書はWordでもPDFでもA4タテの横組の文書がほとんど、というのは基本的にどの世界でも共通ですよね。きっとそうですよね。(また脱線ですが、みんな大好きExcelはそうでもない気がするのです。縦に表・グラフを収めるのは意外に難しい)

これがこの縦に狭いディスプレイで編集・閲覧するには不便なことこの上ないのです。Officeのリボンなんか出てきた日には、もう心が折れる

そこで、一般の文書ってA4ヨコにしたほうが何かと便利なんかじゃないかと思ってるんですが、そうでもないのでしょうか。

こんな風に感じるのですが…

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これを、こう

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これで何が伝わるのかは疑問ですが。とにかく、横にしておいたら、拡縮率を工夫するなりしてうまく入るような気がする。とくに閲覧時にはこんなのがいい。

縦でも同じだけど、文字列を長くとるのには読みづらさの点から問題があるから、2段組にしたらよろしいのではないかと思うのです。幅の広い画面で、新しいバージョンのWordのウインドウを最大化すると左右にページが展開しますが、あんな感じ。でもいわゆる2-upでは編集・閲覧の用途にそぐわない。紙で出すならなんとでも出来るけど、画面でいい感じに使いたいのです。

そも、PowerPointKeynoteのプレゼン資料なんかは横長じゃないですか!(映写が前提でしょうが!)

誰か他の人が提唱してたりしないかしらと検索してみたけれど、それらしいものは見つからず。あのGoogle先生なら!とGoogle Docsを触るも、そもそも段組の機能が無かった。悲しかった。


ざっと、デメリットも考えてみたんです。

  • 製本しづらい(一般の文書で本になることは少ない気がしますが)
  • リングファイルに綴じづらい(文字の向きと閉じる位置を統一したら問題ない気もするし、図表入り等のヨコ文書が混在するものは既にあると思う)
  • 内容が少ないと格好がつかない(“それ”以前の問題だけど、意外と根深い気がする)
  • スマートフォンで見づらい(ここにきて新しい問題。だからもうその統一のなさがね。ランドスケープで見よう)

という感じで、なんとかなりそうな気がする。このわたしの狭い観測範囲では。

もっと身体的な問題かもしれませんけれどね。A4タテのほうが純粋に持ちやすいとか、美しく感じるとか。

なんてことを考えてます、最近。