ケータイ、パソコンが主になって、ペンを持って字を書くこと自体が激減しました。小学生・中学生のころなんかは漢字テストにけっこう自信があった方なのですが、今になってクイズ番組の漢字の出題なんかを見ると「え、全然出てこない」と愕然とします。
それとはまた別の話ではありますが、どういうわけか書き順を誤って覚えていた文字がかなりあることに最近気がついたので、吐き出したくてメモ。
「書き順」というもの自体の是非には議論が多々ある(時代がくだってから便宜的に決められたものにすぎない)ことは重々承知の上でございます。ただたまに宛名を筆で書かなきゃいけない機会があったりするものだから、間違いと言われるよりは「正しい」書き順を踏めるならそれが幸い。
馬
1画目はタテから始まるのが正しいらしいです。なぜかヨコから始めるものだと思い込んでいました。
慣れとは怖いもので、タテから始めようとすると上手く形が決まらないので暇をみては練習してみたりしているレベル。
象形文字まで遡って、お馬さんがタテガミをなびかせてるイメージ。
区・医
頻出なのにこれも気が付かなかった。1画目ヨコ画のあと「中身」を書くのが正しいそうです。
なぜかヨコ書いたあとにタテで「┏」を完成させてから中身を書いてました。
布・希
これは間違って覚えてたわけではなくて考えたら分かるのだけど、手で書いたときに間違えてました。
「右」と同じく左払いから始まるのが正しい。
「左・右」では注意するからか間違えないのだけど、「布」単体で見るとテキトーになってしまう。
H・T
アルファベット編。漢字以上にどうでもいいのは百も承知で、書き順にもいくつか推奨されているものにいくつかの種類があるのを知っていましたか。僕は知りませんでした。知っていたつもりでしたが覚えていませんでした。
特にこの「H」と「T」。いくつかの流派はあるようですが、だいたい縦棒から書き出すのがよろしいようです。
「T」なんて「丁」「了」あたりの漢字に沿ったら順番逆にするの難しすぎるだろと思うのですが。
これ実のところ本当に各人の好きなようにしてよろしいのだと思うのですが、筆記体を思い浮かべたときに、この順序でないと確かに不自然なような気がするのです。