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『RIKO―女神(ヴィーナス)の永遠』

RIKO―女神(ヴィーナス)の永遠 (角川文庫)

RIKO―女神(ヴィーナス)の永遠 (角川文庫)

少し前に読み終わったのだけれど、明日本を返す予定なのであわててメモ。

まー衝撃的でした。刊行はずいぶん前なのでしょうけれど、この緑子という女性刑事のキャラクター造型のすさまじさ。だってもう、いつ寝てるんだろうってこっちが心配になるくらいに、別の意味で寝まくってる。

「事件」に主観的にかかわっていくタイプの探偵小説は、それはもういまや王道の描き方なんだろうと思いますし、僕好きなんですよ。が、これは想像の域を超えてましたね。執拗なまでに愛憎を描きながら、かつその熱量が説得力があるのが傑作たる所以なんでしょうね。

新宿から中野、杉並と、馴染みのある土地の描写が多くて、そういう意味でも楽しめました。