重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る (幻冬舎新書)
- 作者: 大栗博司
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2012/05/29
- メディア: 新書
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図書館で借りてきた本。初版2012年5月30日。
科学・物理は高校生で関わりをなくしてしまっていたけれど、すごくおもしろく読めた。かつて特殊相対性理論、一般相対性理論に惹かれていたころを思い出しました。「時間と空間」「エネルギーと質量」の融合は何度目にしても感動的だと思う。
後半に進むほど内容が高度になっていくので、「理解できた」とはとても言えないのだけれど、研究者の書く新書としては非常に読みやすかった。
特に序盤から中盤に及ぶところまで、読み手に理解させたいという意思が強く感じられました。終盤が難しく感じるのは、たぶんわたしに科学的な素養が少ないからでしょう。
テレビや新聞でときどき目にする「超弦理論」について平易な言葉を選んで書いてくれています。いい意味で「ちょっと分かった気になる」良い本でした。