月曜日をのりきりました

土曜日の夜、給料日だったっていうのに何も予定がなかったわたしは、ふらふらとひとりで飲みに出かけた。出かける前の時点から、ビールとワインで寄った末にホットカーペットで眠り、そして起きたあとだったのだけれどもね。何をしているんだ。

慣れないお店で、慣れない顔をして、慣れない会話をしていたの。それが楽しくもあったのだけれどね。なにがなんやらぐちゃぐちゃしているうちに、“One of よく知らない人々”が、なぜか気に入ってくれたのか(「気が合って」という表現はおこがましくてできないし)もう一軒別のお店に行くことに。何をしているんだ。

それからは冬の寒空の下、タクシー、店、焼き鳥、総武線、店、店、気付いたら朝。そこからひとりでタイラーメン食ってたってことは、7時とかじゃない。昼だったんだよ。何をしているんだ。

もともと、日曜日に会う約束をしていた友達と合流して、カラオケで喉を枯らしました。本州の端から来てくれたのに本当にごめんね。こんなわたしで本当にごめんね。そこからもう一人合流して、また焼き鳥を食べに行ったのです。何をしているんだ。

そして、泣くほど笑った。喋った飲んだ。すごく楽しかったよ。いい日曜日だった。

本当はそこからもう一軒終電まで飲むつもりだったのだけれど、外的な要因で都合がつかなくておとなしく帰った。結果としてこれがわたしの体と仕事を救ってくれたと、そう思いましたね。

一度しかない人生ですし、20代も残り少ないですし、後悔のないように楽しく過ごしていたい。生産的ではないけれど、人ひとりでいったい何を生産できるというのか。2人になって、3人になってその分笑い声が増えるなら、それが一番わたしにとって尊い。

なんかいい話にしようとしているというか、文字に起こすと自然にそうなってしまうのだよ。言葉で切り出せる面なんて本当にごく一部でしかないね。

ただただ酔っ払って飲み過ぎて、寝るのも脇に置いた結果、月曜日の今日はめちゃくちゃキツかったよ。というお話。