辻村深月『凍りのくじら』『スロウハイツの神様』

凍りのくじら (講談社文庫)

凍りのくじら (講談社文庫)

スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)

スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)

スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)

スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)

最近読み終わった本の記録。

『スロウハイツの〜』とてもよかった。辻村深月さんという人は内面をえぐるように書きます。これも自分の中にある面を切って売っているように、しかし「みせる」のがとても上手だと思った。

『凍りのぐじら』は当初想像していたものとは違う流れだったけど、楽しめた。人間は複雑な生き物だけど、それにしたって起こった事態に対して主人公がわりと冷静過ぎやしないかとは感じた。

あと最近Amazonプライムビデオでよく「ドラえもん」を観ていてよかった。

いずれもKindleで読んだ。これがヤバい。本当にどこでも読めてしまう。paperwhiteは荷物になるので持って歩いてないのだけど、iPhoneひとつあればどこでも読める。未来。

悪い意味でどこでも、喫煙所でもトイレでも読めてしまうもんだから、創作の世界に浸って切り替えできていない。ヤバい。

macOS Sierra 10.12.5にはメッセージ.appとiMessageに国番号+81に関する問題がある様子

誰かの役に立ったら嬉しいので、タイトルにできるだけ突っ込んだ。

macOS Sierra 10.12.5をクリーンインストールしたあと、メッセージ.appでiMessageの受信・送信で問題が出た。

言語化するのが難しいのだけれど、フォーラムを見ていたらそのままズバリのものが見つかった。

自分で把握できたのは次のような現象。

  • iOS10のデバイスからのiMessageの送信には問題がない。(私の手持ちにはiPhone 6s Plusと5sがあるがどちらもOK)
  • メッセージ.appからの送信時に、090ないし080で始まる普通の電話番号宛にiMessageを送ろうとすると、送れない。
  • 送信前にはiMessage登録済みの青いアイコンが出ているため、一見普通に送れるように見える。
  • 送信するときに"+81"の国番号をつけ、最初の0を除いた番号で送信すると送れる。
  • しかし宛先は連絡先の名前が表示されず、番号での表示になる。
  • メッセージ.appでiMessageを受信したときに、差出人が +81 90 1111 2222 のような番号で表示される。
  • 差出人の名前(連絡先にある名前)が表示されない。
  • このとき、iPhoneの方には普通に表示される。

分かっている範囲ではこのような症状が発生した。また、OS(Sierra)のクリーンインストール前には発生していなかった。

Macの言語と地域の設定を見直したり、設定項目を舐めるように探したものの、解決策が見当たらない。

それで、英語版のフォーラムを探したところ、もう少し踏み込んだものが見つかった。

これを見るかぎり、少なくとも2017年4月の時点で発生していたらしい。

気になるのは次のような記述のある箇所

May 9, 2017 8:25 AM

I have the exact same issue. Also happened after a fresh reinstallation of Sierra a few days ago.

May 11, 2017 7:47 AM

I have exactly the same issue after rebuilding one of my MacBooks (2016 MBPr). Interestingly my other MacBook (2012 MBPr) - which is also running the latest Sierra build (10.12.4) works fine still, as does my iPhone, iPad. My Apple Watch is displaying the same buggy behaviour though?

Jun 16, 2017 12:39 AM

Yes, Macs that have been upgraded to 10.12.5 are fine, it’s just new installs of it that are broken.

自分の英語力にはとても自信がないのだけれど、それでも自分の状況と照らして「after rebulding」ないし「after fresh reinstallation」あたりから、クリーンインストールがきっかけになっている人が多いように見える。これが真なら、Sierra未満のOSからのアップグレードで使い続けている場合には問題が出ていないのではないか。自分がまさにそうだったし。

というか、Sierraをクリーンインストールした人か新しいMacを購入した人で、かつMacでメッセージ.appを使っている人だけしか症状を把握していないのではないか。

しかしそれにしても日本語の情報が乏しい。英語のフォーラムには似たようなスレッドがいくつか見つかったのが…。iMessageをiOSバイスで使っているかぎりは問題ないせいだろうか。

なんにしても、今のところ改善方法が見つかっていない。(1) メッセージ.appを使わない (2) 連絡先の電話番号全てに国番号+81を加える のいずれかしかないようだ。連絡先を全て変更かけるのはとても無理…。

先のフォーラムの最後の部分に次のようにある。10.12.6で直ることを期待したい。

I did post a reply here saying it was fixed in 10.12.6 but it got deleted because I mentioned pre-release software. I guess this will get deleted too, despite it being helpful. Oh well.

時期OS High SierraではiMessageがクラウド化されるという喜ばしい機能が発表になっていたけれど、ぜひその時までにはなんとか綺麗に直っていてほしい。

Googleドキュメントで綺麗なフォントを利用する(Windows)

まえおき

GoogleドキュメントをWindows環境で利用すると、日本語部分のフォントが「メイリオ」もしくは「MS Pゴシック」になるのがおそらく普通だと思われる。

フォント自体に罪はないが、文書を作る手前できるだけ読みやすい書体を使いたい。個人的な好みの問題だが、紙で見るメイリオは文字の圧力が強すぎる印象がある。見出しだったらよいが、本文に連続するとつらい。

MacならヒラギノChromebookならNoto Sans CJKで表示されてキレイなのに、Windowsだと悔しい…と思っていた。

結論

  • ブラウザの「標準フォント」を「Noto Serif CJK JP」にする。
  • ドキュメント内のフォントの指定を「Times New Roman」にする。

こうすることで、本文と見出しのバランスがよくなった。 f:id:s15i:20170605145011p:plain

「デフォルトのスタイルとして保存」して、使いまわせる機能があるので、とてもよい。

ブラウザの「標準フォント」の設定をいじるので、他のWebサイトを閲覧したときに「Noto Serif CJK JP」が適用される副作用はもちろんある。Webサイトをセリフ・明朝体で閲覧するのは一般的ではないと思うが、だいたいのWebサイトはsans-serifが指定されているので大丈夫そう。というか「Noto Serif CJK JP」がよくできているので、これで表示されても特段問題ない。

この設定だと、同じGoogleドライブ仲間のスプレッドシートでも「標準フォント」が出てくるけれど、これはもう素直にメイリオを指定しよう。ふところが大きくて読みやすい。

結論の先

Google様が、日本語Webフォントを指定できるようにしてくださるまでの辛抱だ。この暁には、OSごとの差異もない地平が広がっている。どうかお願いいたします。

試行錯誤の記録

Googleドキュメントの言語の指定をEnglishにすると、Google提供のWebフォントが追加できる。羨ましい。しかし日本語ではまだできないのが残念。

セリフ・明朝ではなく、サンセリフ・ゴシックの「Noto Sans CJK JP」でもよいと思う。というかこちらが先にリリースされていたので試していた。

しかし、なぜか「印刷」コマンドを実行すると太字(ボールド)指定した部分が適用されず、すべてRegularになってしまうことに気が付いた。編集・閲覧画面では太字(ボールド)は表示されているのに不思議。

「Noto Sans CJK JP」と「Noto Serif CJK JP」とでは、微妙にフォントファイルの構成が異なる?(~Sansは"Regular"と"Bold"に分かれて解釈されているように見える)

あるいは、Chromeのフォント表示(特に印刷の部分)の問題かもしれない。

とにかくその過程で、フォントにGeorgiaTimes New Romanなどの欧文書体を指定した場合、和文はブラウザの「標準フォント」が使われることが分かった。

「Noto Sans CJK JP」では太字問題が解決できなかったが、「Noto Serif CJK JP」の場合には、太字が問題なく扱える。本当は見出しにごゴシック指定などしたいところだけれど、太字がかなりはっきりしているのでここは妥協する。メリハリのある体裁にできて嬉しい。

なお、Adobeが提供している「源ノ角ゴシック」「源ノ明朝」は、そもそもChromeのフォント設定で「指定はできるが無視される」という謎の現象があって、Notoシリーズの方がよかった。

欧文はTimes New Romanでなくても別によい。

和文明朝体に欧文サンセリフは普通組まないと思うから、セリフのTimes New RomanGeorgiaの2択。ドキュメントの言語設定をEnglishにするとWebフォントを追加して選べるのでこの場合は選択肢は膨大になるが、あまり複雑にしてしまうのもどうかなと思う。

個人的に、Georgiaの特にオールドスタイル数字が大好きだが、見出しサイズの大きさに使いにくいのと、文書を見る人に「なんか数字ヘンじゃない?」とか突っ込まれるのが予想できるので、とりあず素直にTimes New Roman

できれば本文くらいはGeorgiaにしたい。が、個別に指定するのがちょっと面倒なので保有中。

余談

Google ドキュメントの便利さに心酔している。

最近「段組み」ができるようになったときから、完全に虜になった。

スプレッドシートはまあExcelの操作感と異なる部分で、もどかしく思う部分もあるけれど(独自の関数、特にUNIQUE関数は尊い)ドキュメントはすばらしい。もっと注目されてもよいと思う。

Wordは機能が多すぎて使いこなせない部分があるけれど、これくらい機能が絞り込まれているほうが、誰が作ってもキレイなものができるのではないかと思う。凝ったものを作ろうとするのは別に譲ろう。

ボウズ記念日(初)

生まれてはじめてボウズにしてきました。

もともと短くしておくのが好きで、だいたい2週間おきに1,000円カットに通ってきたんですが、どんどん短くなっていって「これもうボウズと変わらなくね? というかセットとかするのめんどくさくね? てかボウズの人カッコよくね」という思考回路が生成されていきまして。ついに今日丸坊主にしてきました。

3ミリ〜トップ6ミリくらいらしい。超がつく直毛だから本当はもっと短くてもいいと思ったけれど(伸びかけで形が悪くなるのがいやで)はじめてだし勧められるがまま。

正直、とても気に入ってしまった。

月曜から会社に行ってどうしても色々聞かれるだろうから、それが面倒だと思うけれど、案外まわりはすぐ慣れるだろうと思いたい。

「おもいでのケータイ」DoCoMo D905i

特別お題「おもいでのケータイ」


三菱電機の最後の端末にして、FOMA最後の名機(個人の感想)

ドコモ D905i

www.nttdocomo.co.jp

ガラケーSONY, Panasonic, SANYOと渡ってきた記憶がありますが、最後に使ったのはこのDでした。

携帯電話に触れた一番はじめのときから、ポケベル入力しかできなかったわたしにとっては、端末を選ぶ基準がまず「ポケベル入力ができるかどうか」だった。

ただポケベル入力ができると一口に言っても、長音、濁点・半濁点、句点・読点の出し方などが機種によって違って(下手をすると記号類などが出せないものさえあった)下調べをして実機を触ってみるまで機種を選べないという重い十字架を背負っていたのです。

D905iポケベル入力の部分が頂点とも言えるほど充実し、スピードセレクターの操作性も相まって圧倒的な操作感を誇っていたのを覚えています。

意図されていたのかどうか分かりませんが、通話・クリア・終話ボタンが段違いになっているため押し間違えないというのも、実は非常にポイントが高かった。当時端末を見ずに高速タイプするのが当たり前だった世界で、「き」の22や「さ」の33などがクリア・終話に触れると、それまで打っていた文章が一気に消えてしまったりする悲劇が絶えなかったのです。

とてもよい端末でした。自分で買ったもの、会社で支給されたものもあわせて、4年くらいは使ったように思います。


sponsored by KDDI

Chrome OSの不便なところ: 日本語入力時に最初から英数字を半角で入力したい

2016年8月頃に衝動的にChromebookASUS Chromebook Flip ノートパソコン C100PA)を購入しています。

起動が早く、筐体が小さく、Chrome特有の同期機能がとても便利です。メモリが少ないのでカクつくこともありますが、インターネットを使うだけであれば十分です。というか、ネットをするにあたってWindowsMac以上に狙われづらいだろうという安心感があって、もっぱらChromebookに頼っています。

彼のおかげで、MacbookがほぼiPhoneバックアップ専用機と化していますが、スマートフォンAndroid機にうつす勇気はまだない。これはまた別の話。


それで、便利に使っているChromebookさんなのですが、そのChrome OSでどうしても不便なところがある。

日本語入力モードで、英数字を最初から半角で入力したい(最初から全角で入力したくない)

Google日本語入力には設定項目があるのだけれど――

blogger.zatsuroku.net

www.lifehacker.jp

Chrome OS(バージョン 56.0.2924.110)にはこの設定項目が見つからない。(あったらごめんなさい。ググっても見つけられないのです)

英字ないし欧文はまだいい。アタマと一緒に入力モードを切り替えられるし、Shiftキー切り替えの入力補助がある。

しかし数字をなんとかしたい。入力後に変換すればいいのだけれど、その手間をかけるのが億劫。なんとかならないだろうか。


日本語入力の際に「全角英字」「全角数字」でまず入力するのが、どうもIMEまわりのデフォルトになっているようなのだけれど、そもそもこれがおかしいと思っているんですよね。きょうび「全角英字」「全角数字」なんて、よほど特殊な場面でないと使わないではありませんか。

2017年の手帳|高橋書店 ニューダイアリー2|4月始まり

しばらく書くことがなかったのですが、記録のため。

今年の手帳も昨年と同じもの。

しかしこの1年で手帳の使い方もだいぶ変わった。失くすのがこわくて、基本的に会社に置きっぱなしにしてしまっている。したがってプライベートな予定はiPhoneGoogleカレンダーに依存してます。

いろんなアプリを使っていたけどYahoo!のアプリが便利すぎてやっと普通にスマホで予定管理するのに抵抗がなくなったという面も大きいです。別に回し者じゃないです。

会社はOffice365とそれに付随するOutlookの運用が始まったため、基本的にそれに入力することになった。当初はその意義がよく分からなかったけれど、自分以外からも予定が見られることがなにかと便利なんだと気がつきました。忙しいワタシをアッピル。

そういうわけで、手帳で予定管理することがずいぶん減ったように思います。というか予定を二重ないし三重で管理することになるのでダブルブッキングが怖いし、同じ予定を何回も入力したり書いたりしている現状がシュールというか本末転倒というか。

「紙とかペンとか文房具が好き」という趣味の理由に加えて「書く姿勢を見せられる」「電池切れや破損に備えて」などという実用上の理由がいくつあるのか数えて自分を納得させているような気さえしてきます。